書籍『八ヶ岳の空から』(2011年10月出版)の紹介 | |
I. 著者 大村紘一郎 甲府一高昭和38年卒業 現在東京都の私立、「青稜中学校・高等学校」に勤務 住所 千葉県千葉市美浜区磯辺8−17−9 |
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U. 発行者 岩崎正吾 | |
V. 発行所 山梨ふるさと文庫 住所 山梨県甲府市上石田2−7−8 TEL O55−222−1919 |
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W. 製本の形 四六判、200ページ | |
X. 題名 「八ヶ岳の空から 本当のしあわせを求めて −宮沢賢治と共に−」 |
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Y. ねらい 岩手県に生まれた宮沢賢治は、盛岡高等農林学校で山梨県甲府中学出 身の保阪嘉内と知り合います。賢治が嘉内との語らいから強く影響を受 けたものは、クラーク先生の「ピー・ジェントルマン」の精神でありました。 物語は、この精神を通して八ヶ岳の麓に展開されるさまざまな場面を 説明していきます。 |
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Z. 甲府一高に関連する登場人物 * 大島正健。クラーク先生の第一期生の直弟子として薫陶を受けて、 1901年、県立山梨中学校(後に甲府中学と改称)の校長に就任する。 * 石橋湛山。軍部が大手を振って歩く思想統制の厳しい戦時下においても、一 人恐れず言論をもって戦争に反対し、第55代内閣総理大臣となった * 保阪嘉内。宮沢賢治からの手紙に「私にはあなたが輝いて見える」と書き送 られている。 * 小尾十三。人間性と愛の精神を根底とする山梨県最初の芥川賞作家で、 38年卒の鈴木紀子さんの叔父にあたる。 * 長田忠孝。38卒の彼はバスも通わない無医地区へ往診します。口呼吸器に 頼る患者さんからの「私の最後は先生にまかせる」との信頼関係。 * 岩崎正章。「・‥あくなき中央の地方からの収奪の問題が、清里開拓の歴史 の中に凝縮されている」と描く38卒の田園ミステリ小説家。 |
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